寝よう寝ようと思っていたのに、気がつくとまどか☆マギカのことを考えている。
まどかが望んだことについて書いてみる。
まどかは魔法少女の存在を否定しなかった。
否定したのは魔法少女が絶望した姿・魔女だけ。
まどかは望みをかなえることのリスクを排除したわけではない。
改変された世界でも、魔法少女に死のリスクは付きまとう。
まどかが叶えたかったことってなんだろう?
魔法少女がいなくなる訳でもない。
魔法少女は夢と希望に満ち溢れているわけでもない。
具体的には、さやかは恭介とくっついたわけでもないし、
まるで後悔がなかったのかといったら、それは嘘だと思う。
彼の素晴らしい演奏をもう一度聴きたかった。
多くの人に聞いて欲しかったというが、
その涙は自分を無理やり納得させたからじゃないのかい?
少なくとも、何パーセントかそういう気持ちがあるのは
すごく自然なことだとだと僕は思う。
ある人の望むことが、別の人にとっては好ましくないことだってある。
それはとても当たり前のことだけど、全員の希望が叶うわけじゃないんだよね。
むしろ簡単には叶わないから希望するのであって、
その先には多くの挫折があるのだと思う。
だけど、まどかはそこで終わりじゃないと、
そこまでがんばった自分は無駄じゃないんだよと
そう言いたかったのでしょう。
だって、魔法少女まどか☆マギカは夢と希望の物語なのだから。
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